鉄鉱石・石炭・石灰石が鉄をつくるための主な原料です。そして鉄鉱石から銑鉄という鋼(はがね)のもとを取り出すのが高炉です。 高炉の内部に、炉頂からコークスと鉄鉱石を交互に装入し、下部にある羽口から約1,000℃~1,200℃の熱風が吹き込まれます。 鉄鉱石は溶かされ、還元されて銑鉄となりますが、銑鉄はそのままでは硬くてもろいので次工程の製鋼でさらに精錬されます。
理屈が通用しない高炉が相手だ。

生産技術職
製銑
斉藤 健文 1991年入社
製銑部製銑工場
工業高校卒
がまんも大事。そこから見えてくるものもある。
毎日が高炉との戦い
鉄鉱石とコークスを溶かし銑鉄をつくりだす高炉は実にきまぐれで手強いものです。その日の気温や温度・投入する鉄鉱石やコークスの質や大きさによって微妙な変化があるので、炉熱調整を担当する私は毎日が高炉との戦いです。当たり前のことを当たり前にする難しさ。それだけに自分の思い通りに業務が進んだ時は最高にうれしいものです。
正解の追及に終わりはない
量・質ともに誰もが納得のいく銑鉄を安定的につくりだすには、どうすればよいのか?実は誰も正解を知らないのです。正解というものは、過去の操業データをベースに調整を繰り返し行い、そのデータと経験の積み重ねから生み出されるものだと思っています。「高炉のことならアイツに聞け」と言われるまでにならなくてはと思う毎日です。

