製銑(高炉)

製銑(高炉)

森上 宏史

製鉄部 製銑工場

岡山県出身

製銑(高炉)

鉄鉱石を溶かし、還元させて銑鉄をつくります。

鉄鉱石・石炭・石灰石が鉄をつくるための主な原料です。そして鉄鉱石から銑鉄という鋼(はがね)のもとを取り出すのが高炉です。 高炉の内部に、炉頂からコークスと鉄鉱石を交互に装入し、下部にある羽口から約1,000℃~1,200℃の熱風が吹き込まれます。 鉄鉱石は溶かされ、還元されて銑鉄となりますが、銑鉄はそのままでは硬くてもろいので次工程の製鋼でさらに精錬されます。

同じ手がなかなか通じないところが、この仕事の難しいところ。

製銑(高炉)の様子
すべての鉄はここから生まれる。

製銑工場の仕事は大きく2つに分けて、「運転業務」と「炉前業務」があります。運転業務で主なものは、高炉の操業管理全般で、設備を運転することで炉内を安定した状態に保ち、品質の安定した溶銑を決められた量生産することであり、炉前業務で主なものは、実際に自ら現場の設備を動かして炉底側壁に孔を開け、溶銑を取り出し、次工程に送り出すことです。

どちらの業務にも共通していることは、「セオリーが通用しない」ということです。トラブルが発生した時に、一度上手くいった処置でも、場合によっては全くうまくいかなかったりと、同じ手がなかなか通じないことが、この仕事の難しいところです。残念ながら2200度で燃えている高炉の中を測定できるセンサーが世の中に存在せず、世界最先端の製鉄所であるのも関わらず、いまだに経験と勘に頼る、匠の世界が残っています。小さな変化を見逃さない洞察力、状況を即座に見極める判断力、そしてそれを具体的な行動に移す行動力がこの職場に求められています。

しかしその分、うまくいったときの達成感はとても大きく、仕事にやりがいを感じられる瞬間でもあります。

森上 宏史さん
入社~現在~これから

入社前の工場見学で仕事の内容について説明を受けたときには、正直「単純な仕事で覚えやすそうだな」と思いました。しかし、実際に入社して仕事をしてみると、一つひとつの仕事が奥深く、体得するのが非常に大変であることに衝撃を受けました。

私の職場は就業後や休日に食事にでかけるなど、プライベートを含めた交流が多く、先輩との付き合いがとても盛んです。そのため職場の風通しはよく、気軽んに質問ができるので、仕事を早く覚えることに繋がっていると思います。

私が仕事をする上で最も大切にしているのは、絶対にケガをしないことです。そのためには設備の構造を熟知し、危険要因の見落としを無くすことが不可欠だと思います。

そのような深い知識を身につけ、「森上は安全にうるさい」と言われるくらいの社員になり、トラブルが発生したときに「森上がいるから大丈夫」を思われるような信頼されるオペレーターになっていきたいです。

JFEを目指す皆様へ

たくさんの人が働いている製鉄所だけあって、当然いろいろな人がいますが、理屈で物を考えるだけでなく、人の意見を素直に聞き入れ、何事にも積極的に挑戦していくような人が活躍しているように感じています。また夏場でも高温溶融物を扱うので、少し体力は必要かもしれません。

JFEスチールは規模が大きく、社員同士の繋がりが希薄なイメージがあるかもしれませんが、業務以外の取組も非常に活発であるため、自分から動くことで、職場の仲間や同期などと濃い付き合いができる」と思います。

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