技術系
製造技術

技術の可能性を
追いかけ、製造ラインの
収益を冷静に管理

菊池 健夫
2011年入社
工学研究科 マテリアル工学専攻修了
TAKEO KIKUCHI

Profile

学生時代の専攻はセラミックス。しかし、工場見学で見た製鉄所の雄大さと迫力、さらにJFEスチールの「人の魅力」に可能性を感じ、入社を決意。入社以来福山工場 溶融亜鉛鍍金工場製造ラインの投資工事、操業改善に挑んでいる。現地への技術指導を目的に3、4年目には半年間タイにある子会社への出向も経験。大きな成果となった。帰国後は、タイ赴任前よりもさらに大型投資工事に挑戦。製造ラインの設備改善とともに、新製品開発にも携わる。この先の夢は、国内外の生産ライン新設など、ゼロから立ち上げる案件に挑戦したいと語る。

私の仕事

My role
技術の可能性を追いかけ、
製造ラインの収益を冷静に管理

入社以来冷延部門に属し、現在に至るまで福山地区の溶融亜鉛鍍金工場の改善業務に携わっています。新人時代は前日の状況を確認し、それに基づいて、当日の稼働体制の検証を行ったり、トラブルが発生した場合は解決方法を検討したりと、短期的視点からの操業改善業務を担当しました。その後、2年目からはより長期的な視点で、製造設備改善のための仕様や投資の検討など一気にステージが上がりました。いくら高機能な製造ラインにできるとしても、それが収支に見合わなければ意味がありません。私には技術面での可能性を追求するとともに、一方では経営的な視点から冷静に製造ラインをとらえるという二面性が求められているのです。

醍醐味、やりがい

Real thrill
異文化の壁を超え、
さらなるレベルアップに貢献

入社3年目の終盤から4年目の前半の半年間、タイにある子会社の工場に短期出向に行ったことは大きな手応えにつながりました。海外で勤務してみたいとは入社以来、常々上司との雑談でも言っていたことです。しかし正直なところ、この年次で本当に行くことができるとは思っていませんでした。

私のタイでのミッションは、2013年から本格稼働したタイ工場の、技術移管を通じたレベルアップです。現地技術者への技術指導はもちろん、操業改善、新製品開発など、限られた時間のなかでさまざまな視点から技術指導を行いました。既に稼働している問題点を洗い出し、入社以来培ってきた操業改善の視点からより良い解決策を提案していく。当初は英語のスキルに不安もありましたが、語学力よりも大切なことは、言葉を超えたコミュニケーションの力だと実感しました。実際、なんとかなりましたから(笑)。

この半年間で私自身が得た成果は、それまで現地で「これはこういうもの」と、なんとなく流布していたやり方に対して、技術的に「正しい」もしくは「正しくない」と判断し相手に納得がいく説明ができたということ。そのためには、自分が国内で身につけてきた知識についてもう一度振り返る必要がありました。タイでの経験は、帰国後の私にとって大切な礎となりました。

JFEスチールに決めたワケ

Reason
製鉄所のダイナミズムとともに
「人の魅力」で入社を決意

学生時代はセラミックスの研究をしていました。もともと社会基盤に関わる仕事に興味があり、就活当初は専攻を活かして燃料電池やエネルギーに携わる仕事を考えていました。しかし、カリキュラムの一環で見学した製鉄所の規模の大きさやダイナミックさにも興味を抱いていました。多くの企業のなかからJFEスチールに決めたのは、最後は「人」でした。親身になって話を聞いてくれるとともに、気さくな雰囲気に好感を持ちました。鉄鋼メーカーに入社するということは、直接的に学生時代の専攻は活かせないと思いましたが、広い意味で材料系に携わったことが、後々役立つときが来ると確信して入社を決意しました。

JFEスチールのここが好き!

Like
年次に関わらず大きなテーマに挑戦
これこそがJFEスチールらしさ

入社2年目から投資工事を担当したり、4年目の頃に半年間でしたが海外勤務を経験したりするなど、比較的若い年次から挑戦の機会が与えられたことは、JFEスチールらしさを象徴している良い点だと認識しています。また、これは感覚的な話ですが、同期や同年代の社員にいろんな個性の人がいることもこの会社の魅力ではないでしょうか。真面目で仕事一筋という人もいれば、ワークライフバランスをしっかりと考えている人もいる。いろいろなタイプの人から得られる刺激で、自分の世界も広がったように感じています。

オフはどうしてる?

Private
馴染みがなかった
中国地方の観光スポットは、
ほぼ制覇

福山に着任してからドライブに行く機会が増えました。出身が東北であるため、宮島などの観光名所については案外行ったことがないところが多かったです。5年を過ぎた現在では近場のスポットは、ほぼ制覇しました。今は四国にまで範囲を広げています。同期とのバンドの練習や、夏のダイビング、冬のスノーボードなどのシーズンスポーツなども楽しんでいます。

就活中の学生へ

Message
鉄鋼業で活かせる知識は幅広い

理系の学生にとって働くイメージは、専攻の延長線上でとらえることが多いと思います。
私もそうでした。私は学生時代にはセラミックスを研究しており、製鉄とは直接関係のない専攻分野でした。それでも、材料系という大枠くらいは活かせるだろうという思いで入社を決めました。入社してみると、鉄をつくる過程において、材料系の知識だけでなく機械や電気、あるいはエネルギーなどさまざまな知識が求められることがわかりました。自身の拠り所となる研究分野を持っていることは大切ですが、技術者として学生時代の専攻分野だけに即した生き方だけではなく、違った道の拓き方があることは知っておいてほしいと思います。私自身、院生時代今の姿は想像もできませんでしたから。

キャリアステップ

Career

※ 所属や名称などの情報は取材時のものです