2013年11月8日
  • JFEスチール株式会社

耐震ラインパイプ『HIPER®』が「2013 R&D 100 Awards」を受賞

当社の耐震ラインパイプ『HIPER®』(*1)がこのたび、米国の技術情報誌である「R&D Magazine」(*2)が主催する「2013 R&D 100 Awards」に選出され、11月7日に米国 フロリダ州オーランドにて受賞発表会が行われました。

「R&D 100 Awards」は、毎年その前年に販売された製品の中から最も技術的に優れた100の製品を表彰するもので、「技術革新のアカデミー賞」とも言われています。先端試験装置、革新的な新素材、電子工学・化学・物理・バイオ分野など20の技術分野における、産業界・学界・政府支援による開発製品を対象としています。今回、『HIPER®』は機械システム部門での受賞となりました。当社が「R&D 100 Awards」を受賞するのは初めてです。

『HIPER®』は、地盤変動による変形を受けても座屈しにくい高い変形性能を有した鋼管で、当社が世界で初めて実用化した製品です。最先端の材質設計技術と、西日本製鉄所(福山地区)厚板工場のオンライン加熱設備『HOP®』(*3)を用いた当社独自の製造プロセスを融合して開発し、さらに、2011年に稼動した同工場の新加速冷却装置『Super-OLAC®-A』(*4)を適用して材質均一性を高めた製品を量産化しました。従来では不可能だった管厚の低減によるパイプラインの建設費用削減と安全性向上の両立を実現し、地震地帯を通るパイプラインに適用されています。

当社は今後とも、お客様のニーズにお応えできる最先端の技術革新、商品開発に注力し、鋼管をはじめとする高機能・高品質な鋼材商品の提供を通じて、世界の資源・エネルギー開発に貢献してまいります。

 

(*1)HIPER®Higher Performance for Earthquake Related Ground Movementsの略。
(過去の受賞暦) 第34回(平成19年)岩谷直治記念賞
平成22年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)
   
(*2)R&D Magazine: 1959年に創刊された、研究者、エンジニア、技術スタッフ向けに
最先端の技術トピックスを紹介する技術誌。

(*3)HOP® Heat-treatment On-line Processの略
厚鋼板を誘導加熱によりオンラインで熱処理する設備。JFEスチールのオンリーワン先端技術。
   
(*4)OLAC® On-Line Accelerated Coolingの略
高冷却速度、高精度冷却機能を有するオンライン加速冷却設備。JFEスチールのナンバーワン先端技術。

【写真】米国フロリダ州オーランドでの受賞発表会

米国フロリダ州オーランドでの受賞発表会

【写真】『HIPER®』の敷設状況

『HIPER®』の敷設状況


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JFEスチール(株)総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166