2010年11月15日
  • JFEスチール株式会社
  • 丸一鋼管株式会社
  • 豊田通商株式会社

ベトナムにおけるスパイラル鋼管製造会社の買収について

JFEスチール株式会社(本社:東京都千代田区、社長:林田英治、以下「JFEスチール」)、丸一鋼管株式会社(本社:大阪市西区、社長:鈴木博之、以下「丸一鋼管」)、及び豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:清水順三、以下「豊田通商」)の三社(以下「三社」)はこのたび、ベトナムのスパイラル鋼管の製造会社であるジョンアンビナ社(本社:ベトナムドンナイ省、社長:イン・スー・キム氏)を共同で買収し、鋼管杭・鋼管矢板の製造・販売事業に参入することに合意しました。

東南アジア、特にベトナムでは、港湾や鉄道など大型インフラプロジェクトが次々と始動されており、急増する土木用鋼管需要に対応するために、三社はこれまで共同でベトナムでの製造体制を整える検討を進めてきました。

ジョンアンビナ社は1995年に韓国現代鋼管株式会社等により設立されたベトナムのスパイラル鋼管製造会社で、年間約5万トンの生産能力を有します。三社は現在100%親会社である韓国正安鉄鋼株式会社と交渉を重ね、このたび同社が保有するジョンアンビナ社の出資持分100%を約180億ウォン(約13億円)で譲り受けることで合意しました。三社の出資比率は、JFEスチール35%、丸一鋼管グループ35%(丸一鋼管30%、サンスチールジョイントストックカンパニー(*1、以下「SUNSCO」)5%)、豊田通商30%の予定です。また、買収に伴い社名を変更し、JFEスチールより社長を、豊田通商より副社長を派遣する予定です。

買収後の新会社は、現有設備を最大限に活用しながら、JFEスチールの製造技術を取り込み、品質の高い鋼管杭、鋼管矢板、水道管を製造していきます。また、今般稼働を開始した16インチ中径溶接鋼管ミルを有するSUNSCOとの連携により、ユーザーからの幅広い鋼管需要に対応していくとともに、共同して新たな市場開拓を行い、広く建設用鋼材市場の需要を捕捉していきます。ベトナム当局の許認可を取得次第速やかに新会社としての製品供給を開始し、将来的には生産量を現状能力である年間5万トンまで伸ばしていく予定です。

新会社は、三社がこれまで国内外で培ってきた技術とネットワークを活かし、鋼管杭・鋼管矢板の普及を図るとともに、東南アジアのインフラ整備に貢献していきます。

(*1) サンスチールジョイントストックカンパニー: 丸一鋼管、豊田通商、JFEスチール他が出資する亜鉛メッキ鋼板・鋼管の加工会社。本社はベトナムビンズオン省。

【買収会社(ジョンアンビナ社)の概要】
社名 : Jeong An Vina Company Limited
本社 : ベトナム ドンナイ省 ビエンホア
資本金 : 3.1百万米ドル
売上金額 : 10.9百万米ドル(2009年度)
生産能力 : 5万トン(年間)
主要設備 : スパイラル鋼管造管機1機、コーティング設備
ジョンアンビナ社所在地
ジョンアンビナ社所在地
ジョンアンビナ社工場建屋

ジョンアンビナ社工場建屋

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。

JFEスチール株式会社 総務部広報室TEL 03 (3597) 3166
丸一鋼管株式会社 社長室TEL 06 (6531) 0102
豊田通商株式会社 広報・IR室TEL 03 (5288) 2084 (東京)/TEL 052 (584) 5011(名古屋)