2010年11月10日
  • JFEスチール株式会社

CO2排出削減技術「Super-SINTER」が「2010年日経地球環境技術賞大賞」を受賞

当社が開発し、世界で初めて実用化に成功した、焼結鉱製造工程でのCO2排出削減を可能にする水素系気体燃料吹き込み技術「Super-SINTERSecondary-fuel Injection Technology for Energy Reduction)」が、「2010年日経地球環境技術賞」(主催:日本経済新聞社)の「大賞」を受賞しました。日経地球環境技術賞(審査委員長:茅陽一 財団法人地球環境産業技術研究機構 副理事長)は、地球の温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨、生態系の乱れなど、いわゆる地球環境問題に関する調査、研究、技術開発や実践的な取り組みにおける優れた成果を表彰するものです。最大6件が表彰され、うち最大3件が最優秀賞として表彰されます。当社は、最優秀賞のうち特に優れた成果にのみ授与される「大賞」(過去10年の大賞案件は2003年、2008年の2件のみ)を受賞しました。本日、日本経済新聞社にて表彰式が行われ、当社の林田英治社長が出席しました。

受賞案件名:「水素系気体燃料を活用した鉄鉱石焼結プロセスの開発」

「Super-SINTER」は、高炉の主原料となる焼結鉱の製造工程において、粉コークスの一部代替として水素系気体燃料(都市ガス)を吹き込む技術です。水素系燃料は粉コークスと燃焼ポイントが異なるため、燃焼最高温度を上昇させることなく最適な焼成反応温度を長時間保持することができ、焼結プロセスのエネルギー効率が大幅に向上します。2009年1月に東日本製鉄所(京浜地区)焼結工場において商業運転を開始し、CO2排出量で最大年間約6万tの削減が可能となりました。

当社はこれまで、積極的な技術開発と設備投資を積み重ね、世界最先端のエネルギー効率・資源循環率・環境保全技術を有する製鉄プロセスの確立に努めてまいりました。資源循環型社会の構築により地球環境に一層寄与していくために、更なる技術開発を進めてまいります。

表彰状授与(左:林田英治 JFEスチール社長、右:喜多恒雄 日本経済新聞社社長)

表彰状授与(左:林田英治 JFEスチール社長、右:喜多恒雄 日本経済新聞社社長)

Super-SINTER™

「Super-SINTER

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