2010年7月26日
  • JFEスチール株式会社

中国 攀成伊紅石油鋼管有限責任公司への出資について

当社は、中国四川省の攀(はん)成伊紅石油鋼管有限責任公司(Pancheng Yihong Pipe Co.、本社:中華人民共和国四川省成都市、董事長:成海涛、以下「PYP社」)に出資することを決定し、同社と出資契約を締結しました。PYP社は2005年に攀鋼集団成都鋼バナジウム有限公司(PanGang Group Chengdu Steel & Vanadium Co.,Ltd、本社:四川省青白江区団結南路、社長:余自甦氏、以下「攀成鋼(CSST)」)60%、伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社(本社:東京都中央区、社長:牛野健一郎氏)40%の出資で設立された合弁会社ですが、当社は同社の増資を引き受け、24%の持分を取得し、持分法適用会社とします。当社はこれまで、PYP社に対し中径シームレス鋼管用に継手技術である「FOX(*1)」のライセンスを供与し、良好な関係を構築してきましたが、今回の資本参加により、更に関係を強化し、相互の利益拡大を図っていきます。

PYP社は現在、攀成鋼(CSST)の製造した油田開発用のシームレス鋼管にネジ加工を施し、販売しています。同社は安定した油井管需要が見込まれる中国市場において、高温、高圧環境下での耐性に優れた高級油井管分野の拡充を目指しており、今回新たに当社より全サイズ用の「JFEBEAR(*2)」の技術供与を受け、今後需要の増加が期待される特殊ネジ付き油井管の加工を増やす計画です。既に2007年から設備の能力増強を進めており、生産能力は現状の年間23万トンから年間33万トンにまで拡大する予定です。

当社は技術供与を通じてPYP社の特殊ネジ付き油井管の販売強化を支援するとともに、当社13%クロム油井管とのパッケージ販売力を強化していきます。

当社はPYP社との関係を強化することで、今後とも中国でのシームレス鋼管の販売量の拡大につとめます。

*1・2)FOX、JFEBEAR : 油井・ガス井の高深度化に伴い、高圧環境下で使用される油井管をつなぐための継手のこと。特に3000m以上の高深度の井戸や、二酸化炭素(CO2)や硫化水素(H2S)が存在する腐食性の井戸に使用される。

【PYP社の概要】
社名 攀成伊紅石油鋼管有限責任公司
  Pancheng Yihong Pipe Co.
所在地 成都市青白江区華金道一段738号
代表者 董事長 成 海涛
株主
・攀鋼集団成都鋼バナジウム有限公司 出資比率約51%
(グループ企業を含む)
・伊藤忠丸紅鉄鋼 出資比率約25%
・JFEスチール 出資比率約24%
 (※出資比率は増資後の比率)
設立 2005年
従業員数 約500人
主要製造品種 油井管
主要設備 ネジ切りライン(3ライン)
生産量 2009年度 18万トン(2008年度20万トン)
売上高 2009年度 250百万元(約35億円)

【PYP社 所在地】

PYP社 所在地

【PYP社 工場】

PYP社 工場写真   PYP社 工場写真

以 上

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JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166