当社は、西日本製鉄所(福山地区)において、かねてより製鋼能力増強工事を進めてまいりましたが、本年4月に第7連続鋳造設備、5月にスラブ手入れ設備の稼動を開始し、現在順調に操業致しております。
また、既設4基の真空脱ガス設備のうち、第7連続鋳造設備に隣接する第5真空脱ガス設備の能力増強も同時に実施致しました。
当社は今後予想される国内外での高級鋼需要の増加に対応するため、全社粗鋼生産能力3,300万トン体制の構築を進めています。今回の製鋼能力増強工事は、福山地区第3製鋼工場に単ストランドのスラブ連鋳機を新設し、関連設備の新設、増強を行なったものです。
来年5月の福山地区第3高炉改修工事の完工により、福山地区における粗鋼生産能力は年間1,300万トンとなり、西日本製鉄所粗鋼生産能力2,300万トン、全社粗鋼生産能力3,300万トン体制が確立致します。
本設備投資の総額は約500億円であり、設備の概要は以下の通りです。
(1)第7連続鋳造設備の概要
| 生産能力 | 240万トン/年 | |
| スラブ厚 | 235mm、260mm | |
| スラブ幅 | 750mm~2,100mm | |
| 製造品種 | 主に薄板向け鋼種 |
(2)スラブ手入れ設備の概要
| 手入れ概要 | 表面溶削及び研削 | |
| 手入れ能力 | 100万トン/年 | |
| スラブ幅 | 650mm~1,700mm |
(3)第5真空脱ガス設備の概要
| 能力増強概要 | 真空槽ツイン化、迅速切り替えによる能力増強 | |
| 処理能力 | 310万トン/年 |

第7連続鋳造設備

スラブ手入れ設備
以 上
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