2010年1月28日
  • JFEスチール株式会社

豪州ゴーゴン・プロジェクト向けラインパイプ17万トンを受注

当社はこの度、スーパーメジャーの一角を占める世界有数の総合エネルギー会社であるシェブロン社(*1)がオペレーターとなっている豪州ゴーゴン・プロジェクト(*2)向けに、ラインパイプ用DNV450グレード溶接鋼管(*3)約17.2万トンを伊藤忠丸紅鉄鋼(株)と共同で全量受注致しました。内訳は、外径30インチおよび34インチのUOE鋼管を約15.4万トン、外径20インチのERW鋼管を約1.8万トンで、本年2月より造管を開始し、同6月から約1年間に亘り出荷致します。

本プロジェクトは、西オーストラリア州北西部沖合に位置するゴーゴンガス田、およびジャンズガス田などを主なガス供給源として、2014年にLNGの生産を開始し、年間1,500万トンのLNGを生産する計画です。総工費は約430億豪ドル(約3兆4,400億円)におよび、オーストラリアの資源プロジェクトとしては過去最大となる見通しです。

今回受注したUOE鋼管は海底パイプラインとして使用されるため、低温靭性や高圧に耐え得る厚肉サイズ(最大厚:38.0㎜)が要求されると同時に、耐腐食性も必要とされる高級ラインパイプです。当社は、長年に亘り世界中のさまざまなパイプラインプロジェクトに高級鋼管を供給して参りましたが、これらの製造実績及びそれを支えてきた最先端の鋼管製造技術・品質への高い信頼性がシェブロン社に評価され、今回の受注に至りました。

シェブロン社へは昨年8月、アンゴラ・コンゴ・リバー・クロッシング・プロジェクト(*4)向けにラインパイプ用UOE鋼管約3万トンを製造・出荷しており、同社の主要パイプラインプロジェクト向けに連続受注を果たすこととなりました。

当社は今後とも、鋼管をはじめとする高機能・高品質な鋼材商品の提供を通じて、世界の資源・エネルギー開発に貢献してまいります。

(*1)シェブロン社の概要
会社名 :Chevron Corporation
売上高 :US$ 273,005,000,000(2008年12月31日現在)
純利益 :US$ 23,931,000,000(2008年12月31日現在)
(*2)豪州ゴーゴン・プロジェクトの概要
参画会社 :シェブロン(約47%), エクソンモービル(25.0%), シェル(25.0%), 大阪ガス(1.25%), 東京ガス(1.0%), 中部電力(0.417%)
天然ガス埋蔵量 :40兆立方フィート
パイプ敷設距離 :315km
(*3)ラインパイプ用DNV450グレード溶接鋼管
石油・天然ガスなどを長距離輸送するために使用される高強度の鋼管で、海底パイプラインに使用されます。数字の450は材料の耐力が450Mpaであることを示します。
(*4)アンゴラ・コンゴ・リバー・クロッシング・プロジェクトの概要
参画会社 :シェブロン(100%)
天然ガス埋蔵量 :10兆立方フィート
パイプ敷設距離 : 115km

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166