2009年12月17日
  • JFEスチール株式会社

豪州Qコール社バイヤウェン炭鉱の権益取得について

当社は、豪州Qコール社(社長:クリストファー・ウォリン)から、同社が新たに開発するバイヤウェン炭鉱の権益の20%を取得します。また、同炭鉱の生産する強粘炭の長期引取(年間200万トン)についてもQコール社と合意しました。

バイヤウェン炭鉱は、豪州クイーンズランド州北東部のボウエン地区に位置し、豪州でも最大規模となる強粘炭年産1,000万トンの露天掘り炭鉱として操業を開始する予定です。同炭鉱で生産されるのは、強粘炭の中でも、高品質コークスの製造に不可欠な「一級強粘炭」であり、当社の安定操業・高効率操業に大きく寄与することが期待されます。

また、現在、豪州では出荷能力の不足により、滞船が問題となっておりますが、積出港のアボットポイント港は、豪州で唯一出荷能力に余力があり、今後の拡張も他積出港に比べて順調に進んでいるため、長期の安定出荷が可能です。加えて広い鉱区・良好な地質条件から大規模露天掘り操業が可能なため、操業コストの優位性が期待されます。

将来的に良質原料炭資源の減少が予想される中、当社はこれまでも権益取得を段階的に進めてまいりましたが、今回の権益取得により、JFEグループの原料炭自社保有率は世界の主要鉄鋼会社の中でもトップクラスとなります。

今後、Qコール社とともに同炭鉱の早期開発を進めることで、高品位原料炭の長期安定確保を図るとともに、原料炭マーケットの安定化にも寄与してまいります。

【バイヤウェン炭鉱プロジェクトの概要】

1.所在地 豪州クイーンズランド州北東部ボウエン地区
2.運営会社 バイヤウェンコール社
3.開発計画 2012年から操業開始予定
4.生産量 年産1,000万トン程度
5.積出港 アボットポイント港

【Qコール社の概要】

1.社名 QCOAL PTY LTD
2.本社 豪州クイーンズランド州 ブリスベン市
3.設立 1989年
4.社長 クリストファー・ウォリン(Christopher Wallin)
5.主要事業 鉱山業、探鉱
<参考>
Qコール社は2007年に豪州ソノマ炭鉱の操業を開始(年産能力400万トン)しています。
当社は開発段階から参画し、JFE商事がこの権益(*)を取得しています。
本プロジェクトへのサポートを通じて、当社とQコール社は良好な関係を構築しています。
(*)権益比率:Qコール45%、クリフス・ナチュラル・リソーシズ(米) 45%、JFE商事 5%、中国鋼鉄5%

【プロジェクト所在地】

プロジェクト所在地

【当社権益取得体制】

当社権益取得体制

以上

バイヤウェン炭鉱予定地
バイヤウェン炭鉱予定地アボットポイント港アボットポイント港

 

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166