2009年11月30日
  • JFEスチール株式会社

豪州エピック・エナジー社向けラインパイプ4万2千トンを受注

当社はこの度、豪州最大のガスパイプライン運営会社の一つであるエピック・エナジー社(本社:ビクトリア州メルボルン市)が手がける「South West Queensland Pipeline Stage 3 Expansionプロジェクト」において、ラインパイプ用API5L X70グレード電縫鋼管(*1)約4万2千トンを受注致しました。

「South West Queensland Pipeline」はガス生産地であるクィーンズランド州のワルンビアからサウスオーストラリア州ムーンバを結ぶ約935kmに及ぶ豪州有数の主要ガスパイプラインで、ムーンバから更に他のパイプラインを経由し、シドニー・メルボルン・アデレードという豪州南東部に位置する大都市のガス需要を支えています。都市部でのガス需要は着実に伸びており、増大するガス需要に応えるべく、今回SWQPの複線化プロジェクト(Stage 3 Expansion)が実行されることになり、同プロジェクトに必要なラインパイプ約9万トンの内、当社に約4万2千トン発注されることになったものです。

今回受注した電縫鋼管は当社の知多製造所の溶接管工場で生産されます。同工場は、最新鋭のフルケージロールフォーミング技術(*2)を用い、世界最大の外径660.4mm(26インチ)・最大肉厚25.4mm(1インチ)の電縫鋼管が製造可能な世界最新鋭の工場です。これまで数多くの高品質ラインパイプを世界中の主要プロジェクトに供給し、これらの製造実績、およびそれらを支えてきた最先端の鋼管製造技術・品質への高い信頼性がエピック・エナジー社に評価され、今回の受注に至りました。

当社は今後とも、より厳しい自然環境下での開発が見込まれている石油・天然ガス開発に対応した高付加価値鋼管を開発・供給して参ります。

*1 API5L X70グレード電縫鋼管
ラインパイプの公的規格(American Petroleum Institute)に準じた降伏強度70ksi(485MPa)のグレード。電縫鋼管ではX80に次ぐ高強度材となる。
*2 フルケージロールフォーミング技術
ホットコイルをパイプに成形(フォーミング)する製法のひとつ。コイルエッジに沿って並べた成形ロールにより、連続的に滑らかに成形し、加工硬化や残留歪みを抑止する成形を特徴としている。

参考資料 : エピック・エナジー社保有のラインパイプ

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JFEスチール株式会社 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166