2008年11月28日
  • JFEスチール株式会社

オマーンにおけるペレットプラント建設に関する基本合意書の締結について

当社は、このたび、フーラ社(Foulath、本社 バーレーン※1)とペレット(※2)の製造プラントをオマーン国に建設することに関し、基本合意書を締結いたしました。当社はフーラ社と共同で、ペレット製造・販売を行う合弁会社をオマーンのサララ経済特区に設立し、その資本の40%を出資する予定です。
 合弁会社のペレット年間生産予定量は700万トン、うち半分の350万トンについて当社が引き取りを行い、残る350万トンについては中東・アジア地域を中心とする直接還元鉄(DR)・高炉メーカー向けの販売を計画しております。
 今後優良鉄鉱石資源の減少が予想される中、当社は、過去24年にわたるペレット製造の豊富な経験と高い技術、及びペレット製造用鉄鉱石の長期契約(25年以上)を有するフーラ社と共同でプロジェクトを実施することにより、競争力の高い原料の長期的・安定的な確保を目指してまいります。
 また、当プロジェクトは日本の製造業として初めての本格的なオマーンへの投資案件となりますが、サララ経済特区は、港湾が整備済であること、燃料の確保が容易であること、また長期にわたり法人税・配当課税等の免除が受けられるなどの特徴があり、プロジェクトとして高い収益性を維持することが期待できます。
 さらに、オマーン国は長期的に高い経済成長が期待される中東湾岸諸国・インド等南アジア諸国にも近接しており、当プロジェクトは、同地域における当社の今後のビジネスの拡大にも資するものと考えております。

〔基本合意書の主な内容〕

  • 当社とフーラ社が、プロジェクトの実施に向け共同で事業性調査を実施。
  • プロジェクト概要
    • 立地:オマーン国サララ経済特区(Salalah Free Zone)
    • 生産規模:鉄鉱石ペレット700万トン/年(内、350万トンを当社が引き取り(20年以上))
    • 出資比率:フーラ社60%、当社40%(予定)
    • 総投資額:約7億米ドル(見込み)
    • 操業開始時期:2011年(予定)

※1 アラビア語で「鉄」の意。フーラ社は100%子会社であるGIIC社(Gulf industrial investment corporation)を通じ、バーレーンにおいて24年にわたる、ペレット製造の実績を有し、現在もう1基のペレットプラントを建設中。フーラ社はエジプトにおいても、年産7百万トンのペレットプラント2基の新設を計画中。フーラ社の株主はGIC社(※3)50%、カタールスチール25%、クウェート企業 3社25%。
※2 微粉状の鉄鉱石を焼き固めたもの。高炉に直接投入できる塊鉱石の資源減少、焼結鉱の原料とな る粉鉱石の品位低下への対応として、世界的に今後の使用拡大が予想される。
※3 Gulf Investment Corporation、本社クウェート。GCC(湾岸協力会議)6ヶ国(バーレーン、ク ウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)が同地域の経済発展・経済振興を目的とし、1/6づつ出資し設立した投資会社。(総資産91億ドル 2007年12月末)

[参考資料]

周辺地域図

周辺地域図

プロジェクト出資構成

プロジェクト出資構成

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JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03(3597)3166