JFE鋼板(本社=東京都中央区、内田繁孝社長)は環境対応商品としまして、この度、アース製薬、石原薬品と共同で、ゴキブリを寄せ付けない「人に優しくムシに厳しい、-防虫鋼板(商品名:サニータ)」を開発し、商品化しました。
ゴキブリは、家庭、店舗を問わず強靱な繁殖力があり、その形態ゆえ死骸すらも嫌らわれる害虫です。従来この駆除には、市販の殺虫剤、捕獲器、燻煙剤の使用が主流でした。しかしながらこれらの対策では、効果持続の点から繰り返しの薬剤処理が必要であり、薬剤処理時に食器、食材への薬剤の付着が避けられず、安全性の問題がありました。
今回、ゴキブリを「駆除する」から「入ってほしくない場所に寄せ付けない」へと発想を転換し商品化に結び付けました。
防虫鋼板の忌避メカニズムは、防虫鋼板に昆虫が触れると、触角、脚、口器などから極微量の防虫剤に触れて、感知し、異常行動を誘起し、防虫鋼板表面から逃げ出して、新しい営巣場所をさがし移り住むことによるものです。この作用は、化学剤によるものなので、電気や熱刺激などのように瞬時に忌避作用を示すものではありませんが、接触後1~3分程度で明らかな異常行動が認められました。防虫鋼板から離れると、防虫剤に触れなくなることから、行動は正常に戻りますが、数回、防虫鋼板に接触したゴキブリは、防虫鋼板に寄りつかない様になります。ほ乳類のような知能と呼べるようなものではありませんが、ゴキブリのような昆虫類にも学習能力があると推定されます。
防虫鋼板は忌避性能を付加させたクロメートフリー系特殊皮膜を亜鉛めっき鋼板表面に形成させた商品です。防虫剤は、環境にも優しく、安全性の高い、高融点の物質を使用しているため、無味無臭で、揮発減少がなく、長期間忌避効果が持続します。促進試験では10年相当の忌避性能を確認しています。あわせて、優れた耐食性、溶接性を兼ね備えています。
適用用途としましては、パソコン、電話交換機、各種家電製品で、内側にゴキブリが侵入するとプリント基板、配線基盤等で絶縁不良、ショートが発生し、機器のトラブルが発生するものに特に効果があると考えております。又、他に可能性の有る用途としまして、暖かく絶好の営巣場所となる自動販売機の内側があげられます。このような場所にゴキブリが住み着くと不衛生となりがちですが、防虫鋼板を適用することによりゴキブリの侵入が防止でき、ゴキブリの寄りつきにくい衛生的なものに生まれ変わります。
製造は、JFE鋼板(株)が担当し、又、販売も当面、JFE鋼板(株)営業部門が担当、JFEスチール(株)電機鋼板営業部が協力致します。
会社概要:JFE鋼板
会社概要:アース製薬
会社概要:石原薬品
以上
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JFE鋼板(株) 総務部 藤木 03-5255-9511