高強度厚板の製造を得意とするJFEスチールの『HBL®385』は、優れた溶接性と高強度化を両立させた建築構造用低降伏比550N/mm2 TMCP鋼材で、主に超高層建築物の柱材(溶接組立四面ボックス柱)への採用が拡大しております。本鋼材は、国内で唯一当社のみが製造可能な建築構造用TMCP鋼材で、従来の325N/mm2級のTMCP鋼材と比較して、鋼材重量を約15%低減できるなどその高い付加価値がユーザーに評価され、累計受注量が約2万トンと順調に採用実績を伸ばしております。
至近では、2007年10月末竣工予定のグラントウキョウノースタワー(Ι期)、グラントウキョウサウスタワーにおいて、5,000トン超の『HBL®385』が溶接組立四面ボックス柱として採用されております。
『HBL®385』は、当社のナンバーワン先端技術を用いたオンライン加速冷却装置Super-OLAC1)を活用して製造する、高強度建築構造用TMCP鋼材です。降伏強度下限値385N/mm2、引張り強さ下限値550N/mm2、設計基準強度(F値)2)385N/mm2と高強度であると同時に、降伏比80%以下およびシャルピー衝撃試験値は0℃で70J以上を保証するなど、耐震性にも非常に優れた鋼材です。
また、『HBL®385』は、鋼材強度あたりの経済性に優れており、従来の325N/mm2級のTMCP鋼材と比較し、高強度化することで鋼材の厚さを約15%低減可能とした結果、柱などの部材を製作する場合、鉄骨費用を20%程度低減することが可能になります。
さらに、『HBL®385』は製造可能な鋼板厚さが19mmから100mmと幅広いため、広いサイズ範囲の柱や梁への適用が可能なことから、採用は着実に増加しています。
なお、『HBL®385』は2002年に国土交通大臣認定3)を取得しており、東日本製鉄所(京浜地区)、西日本製鉄所(福山地区)の厚板工場で製造しております。
当社は今後ともお客様のご要望に幅広くお応えすべく、付加価値の高い建築建材商品の開発に努めてまいります。
| 1) Super-OLAC | 理論限界相当の高冷却速度、高精度冷却機能を有するオンライン加速冷却設備。JFEスチールのナンバーワン先端技術。 第49回大河内記念賞受賞。 |
| 2) 設計基準強度(F値) | 構造計算時に使用する鋼材強度。 |
| 3) 国土交通大臣認定 | 建築基準法第37条に基づく国土交通大臣認定。 |
『HBL®』は、JFEスチールの登録商標です。
| 事業主: | 東日本旅客鉄道(株)、三井不動産(株)、(株)国際観光会館 |
| 設計: | 東京駅八重洲開発設計共同企業体 構成員:(株)日建設計、(株)ジェイアール東日本建築設計事務所 デザインアーキテクト:マーフィ/ヤーン,Inc. |
| 施工: | 東京駅八重洲口開発計画北ビルΙ期新築工事共同企業体 構成員:鹿島建設(株)、清水建設(株)、(株)大林組、(株)竹中工務店、大成建設(株)、鉄建建設(株)、三井住友建設(株) |
| 構造: | 鉄骨造(一部RC造・SRC造) |
| 階数: | 地下4階、地上43階、棟屋2階(オフィス17階~42階) |
| 最高高さ: | 約205m |
| 竣工予定: | 2007年10月 |
| 事業主: | 東日本旅客鉄道(株)、鹿島八重洲開発(株)、新日本石油(株) | |||||
| 設計: | 基本設計
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| 施工: | 東京駅八重洲口開発計画南棟新築工事共同企業体 構成員:鹿島建設(株)、鉄建建設(株)、清水建設(株)、大成建設(株) |
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| 構造: | 鉄骨造(柱:CFT造)、一部RC造・SRC造 | |||||
| 階数: | 地下4階、地上42階、棟屋1階 | |||||
| 最高高さ: | 約205m | |||||
| 竣工予定: | 2007年10月 |

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