2007年7月9日
  • JFEスチール株式会社

川崎市が推進するヒートアイランド現象抑止への貢献~ 等々力緑地に保水性舗装の評価・体験フィールドを提供 ~

当社は、社会貢献の一環として、ヒートアイランド現象抑止保水材「ロードクール」を用いた保水性舗装を川崎市等々力緑地内(川崎市中原区)に施工し、同市に寄付いたしました。

「ロードクール」は、当社が開発した、鉄鋼副産物を原材料とする保水性舗装材です。一昨年から全国各地で採用いただいておりますが、この度寄付した等々力緑地の保水性舗装は、川崎市公害研究所が推進する市内のヒートアイランド現象の分析や、シミュレーション解析のためのデータ採取に活用されます。また、小中学生の環境教育など、ヒートアイランド対策の啓発活動などにお役立ていただくものです。

「ロードクール」は、従来の保水性舗装の性能を大幅に向上させ、長期にわたって安定した性能の発現を可能にした、鉄鋼副産物を用いたエコ材料で、次のような特長を持ちます。

  • 保水材舗装の表面は、通常舗装に比べて最大で15℃以上の温度低減が可能
  • 雨水を短時間で効率的に吸収でき、降雨時の水溜りができにくい
  • 土壌を汚染する有害金属等の溶出がない

「ロードクール」に使用される保水材の原料となる鉄鋼副産物は、高炉で銑鉄を製造する際に生成する、石灰石、シリカ、アルミナ等を主成分とする天然岩石に類似した無機材料であり、セメント原料、コンクリート用骨材等に広く利用されています。

当社は、この鉄鋼副産物について、ヒートアイランド現象抑止や珊瑚礁の再生など、環境に貢献する技術開発を精力的に推進しており、今後とも環境の改善・保全に貢献してまいります。


(ご参考)

図1:保水性舗装のイメージ
図1:保水性舗装のイメージ
  • 打ち水と同じ原理で路面冷却  
  • 構造内に水を保ち、効果を持続


図2:保水性舗装構造例
図2:保水性舗装構造例

図3:温度測定例
図3:温度測定例

写真1:等々力緑地における保水性舗装の施工状況
写真1:等々力緑地における保水性舗装の施工状況

写真2:温度表示パネル
写真2:温度表示パネル

以上

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEスチール(株) 総務部広報室 TEL 03 (3597) 3166