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JFEスチール株式会社
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  2006年2月21日
JFEシビル株式会社

  小中径丸太材(間伐材)を用いた立体トラスシステム 『KT Wood Truss』 を開発
〜間伐材で国内最大級の木造トラス構造物を完工〜
 

 当社は、大阪大学・今井克彦教授と共同で、既存商品である球ジョイント鋼管立体トラスシステム「KTトラス」をベースに、トラス部材に小中径丸太材(間伐材)を適用した立体トラスシステム『KT Wood Truss』を開発いたしました。本システムは、「しみずふれあいドーム建築工事」(注1)に採用され、このほど工事を完了しました。

 森林資源の有効利用は、地球環境への負荷低減の一つの手段であり、地球温暖化防止に大きく貢献します。健全で多面的な機能を発揮する森林を育成するためには間伐が必要です。現在我が国では、間伐が遅れた森林を集中的に解消しようとする対策が推進されており、そのため間伐材をいかに有効に活用するかが重要な課題となっています。
 そこで当社は、国産木材の中で間伐材等の低品質木材の高付加価値化を目的に『KT Wood Truss』を開発しました。『KT Wood Truss』は、丸棒または角材の木口に接合金物を装着した部材と鋼製の球状ノードで構成される立体トラスです。接合金物の一部およびノードには、400件以上の実績があり、大臣認定材料である「KTトラスに用いるトラス用機械式継手」を組み込んでいます(写真1)。
 今回『KT Wood Truss』が採用された「しみずふれあいドーム」は、トラス面積が3,155m2と木造トラス構造では国内最大級の規模の多目的スポーツ施設です(写真2)。地元産の桧間伐材がトラスの材料に用いられ、かつ部材製作の一部を地元で行うもので、地産地消も実現いたしました。

 当社は、「しみずふれあいドーム」で採用されている桧に加え、杉やカラ松等の間伐材も有効利用すべくシステム化の開発を進めており、今後も地球環境負荷低減に積極的に貢献してまいります。

 
(注1) 工事概要

物 件 名  : しみずふれあいドーム建築工事
建設場所 和歌山県有田郡清水町(現:有田川町)清水624番地
発 注 者 清水町
建築面積 3,147.2m2 (トラス面積:3,155m2)
延床面積 2,885.1m2
最高高さ 13m
構 造 木造立体トラス構造 (一部鉄筋コンクリート造)
主要用途 多目的広場
設計・監理 有限会社アール企画
請負者 中平建設株式会社

 
(写真1) トラス接合部

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(写真2) 「しみずふれあいドーム」に採用された『KT Wood Truss』

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本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。
JFEシビル(株) 建築事業本部 03(3864)5843
 
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