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当社はこのたび、西日本製鉄所(福山地区)第5高炉の改修工事を完了し、本日、3次(3回目)の火入れを行いました。
今回の改修は、当社独自の超短期改修工法である「大ブロックリング工法」により行われました。当社は、過去に東日本製鉄所(千葉地区)、西日本製鉄所(倉敷地区)において同工法による高炉改修を実施し、改修期間の短縮に絶大な効果を発揮して参りました。今回の福山地区第5高炉改修における同工法の採用は上記2地区以外では初めてのケースとなりますが、改修期間58日という大幅な工期短縮を実現し、5,000m3級大規模高炉の改修として、これまで世界最短であった千葉地区第6高炉改修の62日をさらに短縮する記録となりました。
改修後の福山地区第5高炉は、炉容積の拡大に伴い出銑口を3本から4本に増強し、熱風炉についても休止中の1基を改修して4基操業体制としています。
また、炉頂原料装入装置を従来のベル方式からベルレス方式に全面更新することにより装入原料の分布制御性を向上させ、安価な原料をより多く使用可能にするなど、製造コストの低減を図っております。
さらに、高耐蝕レンガの採用、炉体冷却設備の強化などの、より長寿命化を目指した対策も施しております。
今回の改修工事の概要は次の通りです。
| ● |
炉体工事期間 |
2005年2月1日〜3月30日(58日間) |
| ● |
改修費用 |
約210億円 |
| ● |
炉容積 |
5,500m3(改修前:4,664m3) |
補足資料
1.改修工法:超短期改修工法「大ブロックリング工法」
従来工法は、炉体を改修期間に入ってから組み立てるため工期がかかり、かつ高所作業が多く危険を伴う。「大ブロックリング工法」は、高炉炉体を3〜4の大ブロックに分割して予め建造しておき、上部より順次吊り上げて据え付け、溶接していく工法。この工法の採用により工期短縮化が図れ、改修費用の削減も可能となる。
2.福山地区第5高炉 稼働期間
・第1次稼働期間:1973年11月8日〜1983年10月26日(約10年間稼働)
・第2時稼働期間:1986年2月19日〜2005年
1月31日(約19年間稼働)
3.大ブロックリング工法を活用した当社高炉
| 稼働月 |
製鉄所 |
高炉 |
工期 |
炉容積(m3) |
2005年3月 |
西日本製鉄所(福山地区) |
第5高炉 |
58日 |
5,500 |
1998年5月 |
東日本製鐵所(千葉地区) |
第6高炉 |
62日 |
5,153 |
2002年1月 |
西日本製鉄所(倉敷地区) |
第4高炉 |
70日 |
5,005 |
2003年11月 |
西日本製鉄所(倉敷地区) |
第2高炉 |
75日 |
4,100 |
4.(参考)国内他社大型高炉
| 会社名 |
高炉 |
炉容積(m3) |
| 新日本製鐵 |
大分・第2 |
5,775 |
| 新日本製鐵 |
君津・第4 |
5,555 |
| JFEスチール |
福山・第5 |
5,500 |
| 住友金属工業 |
鹿島・新第1 |
5,370 |

福山第5高炉全景写真(改修後)
以上
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