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JFEスチール株式会社(以下、JFEスチール)とグリーン建材株式会社(※1)(以下、グリーン建材)は、使用済みプラスチック有効利用のため、NFボード(※2)(再生プラスチック製コンクリート型枠用ボード)を2002年に商品化いたしました。この度市場へのさらなる浸透を図るため新たな販売・回収システムを構築し、本年9月より完全リサイクル商品としての販売を開始いたしました。
完全リサイクルシステムの構築に取り組んだ背景としては、@ユーザー側に使用後の処分費用の低減に対し非常に強いニーズがあったこと、AJFEスチールとして使用済みプラスチックの複数回利用という当初のコンセプトを更に一層押し進めることができること、の2点があります。
これらに対応し、このたび両社が構築したシステムの概略は下記の通りです。
(1)会員制の販売方式とする(NFボードを購入するユーザーは「NFボード友の会」に加入)
(2)会員に対し製品の販売並びに配送車輌の帰り便での使用済みNFボードの回収を行う
(3)回収した使用済みNFボードをJFEスチールが買取り、製鉄原料としてリサイクルする
本システムの導入にあたり最大の課題となったのは、回収される使用済みNFボードを直ちに製鉄原料として利用できる品質をいかに保持するかということでした。解決策として、不特定多数ではなく予め登録された会員への販売・回収システムを新たに構築し、会員に品質保持についてご協力いただくことといたしました。これにより、JFEスチールは確かな品質の製鉄原料を確保し有効に活用できることになり、また、会員は有価買取りにより使用済みボードの処分費用を大幅に低減することができます。
また、「NFボード友の会」では従来多用されている木製合板とは物性の異なるNFボードの施工技術の確立・浸透を狙いとして、有効な施工事例の紹介や施工技術の改善・研究について会員間での情報交流を実施いたします。
NFボードは2002年9月の販売開始から2年間で月平均約2万5千枚の販売を行い、コンクリート型枠用木製合板の代替商品として順調に普及してまいりました。今回の新システム導入はユーザーから好意的に受け止められ、9月の販売実績は8万枚を超える見通しです。
現在、コンクリート型枠用に木製合板が年間約1億枚使用されています。両社は、NFボードが木製合板代替品として普及すること、及び同商品の完全リサイクル化を実現することにより、木製合板の主要材料である南洋材の使用削減に伴う熱帯雨林保護、CO2削減に一層の貢献をできるものと考えています。
【NFボード製造プロセス】

「NFボードの構造」
【会員制(NFボード友の会)による新販売・回収システム】

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