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| 使用雰囲気による使用限度 |
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すでに種々説明しましたように雰囲気によって全く使用できない材料もあれば、温度、圧力によってその使用限度を決める必要のあるものも多々あります。以下にその代表的なものについて述べます。
1.
酸化に対する使用限界
高温度における鋼の酸化については上述しましたが、実用上耐酸化性を考慮した使用温度限界は表に示したとおりです。 |
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表 鋼管の最高使用温度
| 材質 |
ASTM Type |
JIS相当 |
※使用可能最高温度 |
| 炭素鋼 |
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STB410
(STB42) |
550℃ |
| 0.5Mo鋼 |
T1 |
STBA12 |
550 |
| 1Cr-0.5Mo鋼 |
T12 |
STBA22 |
550 |
| 1.25Cr-0.5Mo鋼 |
T11 |
STBA23 |
590 |
| 2.25Cr-1.0Mo鋼 |
T22 |
STBA24 |
600 |
| 3Cr-1.0Mo鋼 |
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600 |
| 5Cr-0.5Mo鋼 |
T5 |
STBA25 |
620 |
| 9Cr-1.0Mo鋼 |
T9 |
STBA26 |
650 |
| 13Cr Al 鋼 |
405 |
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880 |
| 13Cr 鋼 |
410 |
SUS410 |
700 |
| 18Cr 鋼 |
430 |
SUS430 |
850 |
| 18Cr-8Ni鋼 |
304 |
SUS304 |
900 |
| 18Cr-8Ni Ti鋼 |
321 |
SUS321 |
900 |
| 18Cr-8Ni Mo鋼 |
316 |
SUS316 |
900 |
| 18Cr-8Ni Nb鋼 |
347 |
SUS347 |
900 |
| 25Cr-20Ni鋼 |
309 |
SUS309S |
1090 |
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この温度以上で使用してはいけないとはいえませんが、錆の発生が多くなり、したがって寿命も短く経済的でなくなります。
2.水素雰囲気における使用限界
水素の雰囲気において高温、高圧の条件になりますと水素が鋼の中に入り込んで鋼を脆くする性質があり、水素を取扱う工業においては非常に問題になっています。この場合には鋼に Crを加えてやると水素に対する抵抗が生じます。図には米国のG.A.Nelsonが提案したNELSON曲線を示します。これは水素の圧力とその温度に耐えるにはいかなる成分の鋼を用いるべきかを示したものです。
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| 図
NELSON曲線(高温高圧水素中における鋼の使用限界)
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※おことわり
本資料は、一般的な情報の提供を目的とするもので、設計用のマニュアルではありません。本資料の情報は、必ずしも保証を意味するものではありませんので、本資料に掲載されている情報の誤った使用、または不適切な使用法等によって生じた損害につきましては、責任を負いかねます。また、内容は予告無しに変更されることがあります。 |
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