溶接部品質に優れたラインパイプ用電縫鋼管
マイティーシーム®
シームレス・UOE鋼管と同等の性能を有する高機能・電縫鋼管ラインパイプ
電縫鋼管は溶接時に発生した酸化物の影響で著しく靭性が低下するため、極寒冷地などでの使用は困難とされてきました。そこでJFEスチールは、溶接時に生じる酸化物の形態や分布を制御する溶接技術を開発、また「フェイズドアレイ超音波探傷」という独自の検査技術で、連続的に溶接部全長をリアルタイムで検査することを可能にしました。この技術の組み合わせによって過酷な環境でも耐える、信頼性の高い電縫鋼管「マイティーシーム®」を開発。
2015年には北海の海底石油パイプラインへの採用が決定するなど、優れた製品として海外からも評価を受けています。
製造可能範囲
特長:溶接部に酸化介在物が少ない、高い品質・信頼性をもつ電縫鋼管。
溶接部の性能
溶接部の検査技術
用途
海底・陸上ラインパイプ
■適合規格
API 5L(44版)、Annex H サワー、Annex J オフショア
DNV OS-F101(海底ラインパイプ)
For H2S service(S)
For Fracture arrest properties(F)
For Plastic deformation(P)
For Enhanced Dimensions(D)
その他ご相談ください。
■出荷実績の事例(高い設計圧力でもご使用可能)
JFE技報
ニュースリリース
- 2016.03.28大河内賞を7年連続で受賞
~電縫鋼管『マイティーシーム®』の開発~ - 2015.07.14北海 ガス田開発プロジェクト向けラインパイプ用鋼管2,200トンを受注
~二重管方式で独占受注~ - 2014.02.14低CO2川崎ブランド’13の認定について
- 2013.12.11第11回(平成25年度)新機械振興賞 会長賞を受賞
-高靭性電縫管の溶接品質オンライン検査システム- - 2012.11.30JFEスチール社長賞ならびに新商品開発賞について
- 2011.09.27北海・ノルウェー海油田開発プロジェクト向けラインパイプ用電縫鋼管「マイティーシーム®」3.5千トンを受注