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Q&A

Q10配管の使用限界は?
A10-2使用条件下での設計許容応力

蒸気発生工場、化学工場の各装置であるボイラ、加熱炉、熱交換器,諸配管類を設計する場合には使用温度が常温である場合はもちろんのこと、高い温度で使用する場合にはその温度での強度を考慮し、これに安全率を考えに入れて設計上使用できる材料の許容応力が JIS、ASTMで定められている。この許容応力はつぎのような5項目のいずれの値にも抵触しない。すなわち5項目の内最低の値をもって許容応力としております。

  • (1)規格常温引張強さの 0.25倍
  • (2)各温度における引張強さの 0.25倍
  • (3)各温度における耐力の 0.625倍
  • (4)各温度における 1,000時間に0.01%のクリープを生ずる応力の平均値
  • (5)各温度における 100,000時間でラプチャーを生ずる応力の最小値の0.8倍または平均値の0.6倍の値となっています。
       これの一例を図示すれば図のようになります。強度の線図は実際の材料の試験結果に安全係数を掛けたものです。
       許容応力の一例を表に示します。
1.25Cr-0.5Mo鋼の強度および許容応力

図   1.25Cr-0.5Mo鋼の強度および許容応力

表   ボイラ、熱交換器用合金鋼管の許容引張応力はこちら→

※おことわり
本資料は、一般的な情報の提供を目的とするもので、設計用のマニュアルではありません。本資料の情報は、必ずしも保証を意味するものではありませんので、本資料に掲載されている情報の誤った使用、または不適切な使用法等によって生じた損害につきましては、責任を負いかねます。また、内容は予告無しに変更されることがあります。