HOME > 製品・サービス > 自動車 > 棒鋼・線材>常中温での転がり疲労寿命に優れた軸受鋼 自動車
>>棒鋼・線材トップへ

常中温での転がり疲労寿命に優れた軸受鋼

 

転がり疲労によるミクロ組織損傷を解消した常中温用軸受鋼です。

常中温での転がり疲労寿命に優れた軸受鋼
従来の軸受鋼(JIS-SUJ2等)では使用不可能であった常中温域(~200℃)での使用を可能にした軸受用材料です。

技術概要と技術のポイント

特に中温域(~200℃)での転がり疲労寿命に優れる鋼材
→化学組成適正化でミクロ組織損傷発生抑制

  • ミクロ組織損傷とは?
      繰り返しの転がり圧縮により、ミクロ組織が軟質なものに劣化すること。
      ミクロ組織損傷の発生に伴って鋼材の転がり疲労寿命は著しく低下。
  • ミクロ組織損傷抑制機構は?
      鋼中のC拡散:ミクロ組織損傷の主要因
      →Si、Cr 等の合金元素の添加により鋼中のCの拡散を抑制。
  • 中温域ではミクロ組織損傷が常温域よりも促進
  • Cの拡散抑制により中温域の鋼材硬さの低下も抑制(=焼き戻し軟化抵抗の
    向上)
軸受け鋼中のミクロ組織損傷 組織変化の発生状況

特長

  1. ミクロ組織損傷の発生を抑制。
  2. 焼もどし軟化抵抗の向上により、中温使用環境における硬さを保持。
↓

従来鋼よりも、中温域で優れた転がり疲労寿命

他社比較

他社:主に介在物制御の観点から軸受鋼の寿命向上を指向。
当社:上記に加えてミクロ組織損傷の抑制に優れた組成を検討。

適用可能な自動車部品

自動車ターボチャージャー用ベアリング等

関連リンク

印刷用PDF