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プッシュロータリー曲げ加工技術

ハイテン材の小R、複合R曲げが可能なパイプの曲げ加工技術です。

プッシュロータリ曲げ加工法とは?
プレッシャーダイにより、素管を周方向に絞りながら曲げる新しい曲げ加工法で、 高強度鋼管の効率的な小R、複合R曲げが可能となり、生産性の向上に寄与しま す。
(JFEスチール、トヨタ自動車(株)、(株)太洋の共同開発)

特長

  1. ハイテン材の小R曲げ加工が可能です。(図3)
  2. 曲げ金型を複合R形状とすることで、直線部を含んだ複合R曲げ加工を1工程で実施することが可能です。(図4:従来の回転引き曲げ加工法では不可)
  3. 従来の回転引き曲げで必要とされた芯金およびしわ押さえ工具(図2)なしで、薄肉鋼管の小R曲げ加工が可能です。(図3)
プッシュロータリ曲げ加工法は芯金なし・シワ押さえ工具なしで薄肉ハイテン材の小R曲げが可能

回転引き曲げ加工法   プッシュロータリ曲げ加工法
回転引き曲げ加工法   プッシュロータリ曲げ加工法
従来の回転引き曲げ概略図
図3 従来の回転引き曲げとプッシュロータリ曲げ加工後サンプルの比較
材料:780MPa級、φ70mm×t2.6mm、曲げ半径比:R/D=2.0
 図2 従来の回転引き曲げ概略図

技術のポイント

  • プレッシャダイのパイプ長手方向における加圧位置を曲げ金型の回転軸芯位置に一致させるように配置します。(図1)
    →プレッシャダイに大きな押し付け力を負荷することが可能
  • プレッシャダイによる押し付け力でパイプを周方向に絞りながら曲げ加工を実施します。(図1右)
    →芯金・しわ押さえ工具無しで、曲げ内側のしわを抑制可能
  • プレッシャダイ圧力制御により、プレッシャダイが金型のR形状に応じて前進・後退が可能です。
    →直線部を含んだ複合R形状を1工程での曲げ加工が可能
プッシュロータリ曲げ加工装置概略図
図1 プッシュロータリ曲げ加工装置概略図

適用可能な自動車部品

  • 自動車用構造部材
    ロアアーム、サスペンションサブフレームメンバー、トレーリングアーム等の自動車足回り部材の曲げ加工工程に好適。
  • 自動車のサスペンション部品の曲げ加工に採用中(図4, 図5)
図4 780MPa級電縫鋼管適用L型ロアアーム 図5 590MPa級電縫鋼管適用トレーリングアーム
図4 780MPa級電縫鋼管適用L型ロアアーム  図5 590MPa級電縫鋼管適用トレーリングアーム
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