| (1) | 引張強さ880N/mm2の保証が可能です。従ってSCM435、SCM440調質鋼の代替が可能です。 |
| (2) | φ45~190mmまで幅広いサイズバリエーションで製造可能です。 また、要求に応じては、φ190mmを超えるサイズの製造も可能です。 |
| (3) | 真直性については1mm/mの保証が可能です。 |
| (1) | 焼入れ、焼戻し処理の省略により、エネルギー原単位が大幅に低減できます。 |
| (2) | 焼入れ、焼戻し後の曲がり矯正作業が省略できます。また、矯正後の歪取り焼鈍も不必要となります。 |
| (3) | 上記(1) 、(2)の省略により、納期短縮が可能となります。 また、在庫管理、工程管理、生産管理、品質管理の工数が大幅に軽減できます。 |
| (4) | 全断面均一な材質であるため、切削深さ、形状に制約を受けません。 |
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| 図1 非調質鋼適用時のプロセス変化 |
| (mass%) |
| C | Si | Mn | P | S | Cr | Mo | V | ||
| NH48MV | 上限 | 0.50 |
0.30 |
1.60 |
0.020 |
0.050 |
0.30 |
--- | 0.250 |
| 下限 | 0.46 |
0.10 |
1.30 |
--- |
--- |
0.10 |
--- | 0.150 | |
| SCM435 | 上限 | 0.38 |
0.35 |
0.90 |
0.030 |
0.030 |
1.20 |
0.30 | --- |
| 下限 | 0.33 | 0.15 | 0.60 | --- | --- | 0.90 | 0.15 | --- | |
| ● |
NH48MVは全断面均一な材料特性が得られるのに対して、SCM焼入れ焼戻し材は、焼入れ硬化層部の材質特性と焼きが入っていない中心部の材質特性には差があります。この差は、棒鋼径が大きくなるほど顕著に現われます。従って、棒鋼径が大きいほどNH48MVの優位性が高くなります。 |
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| 図2 非調質鋼NH48MVの断面内鋼材特性(φ190mm) |
| ● |
NH48MVの降伏点と伸びは径が大きくなるに従って緩やかに低下する傾向があります。引張強さはいずれの径においても880N/m㎡以上、伸びは15%以上、硬さは258HBW以上の保証が可能です。 |
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| 図3 非調質鋼NH48MVの径別鋼材特性(1/4D部) |
| ● | 図4にNH48MVの高周波焼入れ焼戻し後の深さ方向硬さ分布を示します。硬化層部の硬さは600HV程度となっています。 |
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| 図4 NH48MVの高周波焼入性 |
| ● | 図5にネジ付回転曲げ疲労試験の結果を示します。疲労強度は一般的に言われているように、引張強さと強い相関があります。NH48MVはSCM表皮下の完全調質部と同等以上の引張強さを有しており、ネジ付試験片を使った疲労試験でも、同等以上の疲労強度を示しています。また、SCM完全調質部以外の、中心部に近い不完全な熱処理部においては、いずれの位置、規格よりもNH48MVの引張強さが優れており、疲労強度も同様に、NH48MVが優位です。 |
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| 図5 ネジ付き回転曲げ疲労試験結果 |
| ● | 図6にNH48MVの被削性を示します。超硬工具使用、無潤滑の条件で工具摩耗VB=0.2mmの寿命判定を行ったところ、NH48MVはSCM440圧延材よりは工具寿命が劣っていましたが、SCM440焼入れ焼戻し材よりは優れていました。 |
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| 図6 NH48MVの被削性 |
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