テクノロジー

JFE EWEL

Photo

鋼構造物の製作において製作コストの縮減は今や社会的課題となっています。中でも溶接組立における高効率化はなくてはならない命題で、大入熱溶接技術が開発されてまいりました。一方では大入熱溶接継手における靭性の劣化を克服する必要がありました。JFEスチールは長年の研究結果から溶接熱影響部靭性向上技術を開発・実用化し、鋼構造物の安全性向上に努力してまいりました。この度JFEスチールの大入熱溶接熱影響部靭性向上技術をJFE EWELと命名しました。従来以上にこの技術をご利用して頂き、高効率溶接下での鋼構造物の安全性向上にお役立て頂きますようお願い申し上げます。

EWELは、造船、橋梁、建築等の鋼構造物の製作に際し、サブマージドアーク溶接、エレクトロガスアーク溶接、エレクトロスラグ溶接等の大入熱溶接が施された継手熱影響部の靭性劣化を抑制できる技術です。

Super-OLAC

E WELはSuper-OLACを基本とし、3種の技術単独あるいは組合せた技術です

最新のオンライン冷却技術Super-OLACにより低炭素当量化による熱影響部組織の改善

熱影響部粒内組織制御技術

ACR制御、マイクロアロイング技術によるフェライト生成促進

熱影響部粒内組織制御技術

熱影響部粗粒化抑制技術

TiNの高温安定性向上による熱影響部粒径制御

熱影響部粗粒化抑制技術

熱影響部地組織靭性向上技術

熱影響部の固溶窒素は靭性を阻害する要因の一つです。 窒化物形成元素の適正な添加により、溶接熱サイクル中に固溶窒素を固着し、極限まで低減させることで、熱影響部地組織の靭性が向上します。粗粒化抑制・組織制御とともに靭性向上の重要な技術です。