アニメ
それじゃ!
じっさいにどのように
作られているか見てみよう!
「鉄鉱石ヤード」

製鉄所(せいてつしょ)に運ばれた鉄鉱石(てっこうせき)は、ブレンドヤードと呼ばれる広〜い場所に集められ、いろんな国から集められた鉄鉱石を、大きさや種類(しゅるい)も少しずつ違うから、同じ割合(わりあい)になるようにまぜる、つまりブレンドするわけだ。

製銑(せいせん)「鉄鉱石を還元(かんげん)する」

鉄鉱石はまるまる鉄のかたまりじゃない。鉄の成分はおよそ60%くらい。鉄鉱石には鉄以外の成分もふくまれていて、ブレンドされた鉄鉱石は、高炉(こうろ)と呼ばれる大きな煙突(えんとつ)に入れて溶かし、鉄以外の不純物と分けられる。高炉の温度は、なんと2000℃にも達する。このときいっしょにまぜるコークス石灰石(せっかいせき)は、高炉内の温度を上げて不純物を取り除く手伝いをするものなんだ。これにより品質の良い鉄を、上手に取り出すことができるんだ。こうして取り出された鉄を銑鉄(せんてつ)と呼んでいる。それでもまだまだ一人前の鉄ではないんだ。いわゆる鉄の赤ちゃんだ。どろどろに溶けた銑鉄は熱いまま次の工程へ運ばれる。

トーピードカー

どろどろに溶けた銑鉄は、そのままトーピードカーといわれる、ラグビーボールのような形の貨車(かしゃ)に入れられて、次の製鋼工場(せいこうこうじょう)、つまり鉄から鋼にする工場へ運ばれて行く。でもすぐ製鋼工場へ行くわけじゃないんだ。高炉で、鉄鉱石から取り出された銑鉄は、まだ不純物が残っている。そこで、溶けた銑鉄をトーピードカーに積んだまま、溶銑予備処理(ようせんよびしょり)という工程で、イオウやリン、ケイ素などを取りのぞくんだ。

「転炉」=製鋼「不純物を除去する」

高炉から取り出され、溶銑予備処理の工程を通った銑鉄は、まだ炭素をたっぷり(4〜5%)含んでいるため、硬くてもろい。これを粘りのある強じんな鋼にするには、炭素をとことん取りのぞかなければならないんだ。この工程に使われるのが転炉(てんろ)と呼ばれる、装置。その名前の通り360度回転できる炉だ。高炉で生まれ、トーピードカーで運ばれて来た溶けた銑鉄は、転炉の中に入れられ、鋼へと生まれ変わるんだ。その方法は、高炉の中で酸化鉄の酸素を取りのぞくのにコークス、つまり炭素を使ったのと逆に、炭素を取りのぞくために、酸素を吹き込むんだ。またこのとき、用途に合わせて少しだけマンガンやアルミニウム、ニッケルなどを加えて仕上げる。

「鋳造(ちゅうぞう)」

さて転炉を出て、やっと鋼ができあがったわけだけど、こんどは溶けた鋼を固めなければならない。板や棒などの鋼材(こうざい)を溶けた鋼から直接つくり出すことはできないので、鋼片(こうへん)という半製品(はんせいひん)にする。つぎの工程で加工しやすい大きさと形にするんだ。
この鋼片は、
1.スラブ  2.ブルーム
3.ビレット 4.ビームブランク

などと呼ばれる半製品になる。

では、ここで問題。
君は鉄と鋼(はがね)の違いを知っているかな?
知っている-YES 知らない-NO



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