NKK技報

これらの文書はAdobe社のPortable Document Format(PDF)形式です。
ご覧になるにはAdobe Acrobat Reader 5.0Jが別途必要です。
下のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

No.178　2002年8月　【論文】

590N/mm²級プレスコラム
590N/mm² Cold Press-formed Rectangular Column

形山　忠輝, 岡本　晴仁, 中村　信行, 猪砂　利次, 加村　久哉, 平野　攻

Tadaki Katayama, Haruhito Okamoto, Nobuyuki Nakamura, Toshitsugu Inosako, Hisaya Kamura, Osamu Hirano

概要:

従来引張り強さ490N/mm²級を上限としていた冷間成形角形鋼管に対して高強度化を図り，日本で初めてとなる590N/mm²級冷間成形角形鋼管（プレスコラム）を開発した。角部の必要靭性を確保する材料特性を有していることを特徴の一つとしており，490N/mm²級のコラムよりも高強度・高靭性を要求される大規模建築に対応することができる。また実験的に従来の590N/mm²級溶接4面BOX柱と同等の塑性変形能力を有していること，CFT柱にも適用できることを示した。

Abstract:

We have developed 590N/mm² cold press-formed rectangular column, which has higher strength than usual model 490N/mm² cold press-formed rectangular column. Because of high absorbed energy at corner of this product, this column can be used for large-scale structure. The test results indicated the column to be satisfied with the ductility characteristics necessary for structural column, and to be applied to CFT column.

Keywords:

角形鋼管，冷間成形，変形能力，高張力鋼，靭性，建築用鋼材

本文:	178_14.pdf(5p/1.79M)

back