NKK TECHNICAL REVIEW

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No.178 2002年8月 【環境調和型鉄鋼技術小特集/商品・技術紹介】
食缶用新ラミネート鋼板「ユニバーサル・ブライト」
New Film Laminated TFS for Food Can "Universal Bright"
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概要:
近年,製缶業界では,地球環境の保全,塗装作業時の労働環境問題,安全性など多くの問題を有する有機溶剤を用いる塗装が敬遠され,水溶性塗料への転換,あるいは熱可塑性樹脂のラミネートが進められている。食品缶詰分野においても,これまでは塗装鋼板が使用されてきたが,塗装に含まれるビスフェノールが環境ホルモン(外因性内分泌撹乱物質)にあたるため,EUでは規制の動きも見られる。このような状況のもと,環境ホルモンを含まず,かつ現行の塗装鋼板と同等以上の性能(加工性,密着性,耐食性,内容物取り出し性)をもち,現行の製缶設備に適応可能なラミネート鋼板の開発が望まれていた。そこで,当社は,「内容物取り出し性」を始めとする食缶の要求特性を満たし,かつ低コストで製造可能な食缶用新ラミネート鋼板を世界で初めて開発,実用化した。
Keywords:
食缶用,ラミネート鋼板,加工性,内容物取り出し性,ホモPET,表面エネルギー,表面改質剤

本文:

pdficonsmall.gif178_10.pdf(5p/93k)



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